最初から日本酒が好きだったわけではありません。

銘柄も知りませんでした。精米歩合も知りません。吟醸酒と純米酒の違いも分かりませんでした。

ただ、ワールドカップが好きでした。SIPORY編集部メンバーの一人がたどった「日本酒との出会い」の話を、本記事ではお届けします。

最初はビールだった

観戦と言えばビール。たぶん多くの人がそうです。筆者もそうでした。

試合の日はビールを買う。それが当たり前でした。サッカー観戦とビールは、思春期からの「セット」でした。

たまたま日本酒だった夜

ある日、冷蔵庫に日本酒がありました。理由は覚えていません。誰かにもらったのかもしれません。たまたま買ったのかもしれません。

その日、試合を見ながら飲んだのが始まりでした。意識して選んだわけでも、誰かに勧められたわけでもない。本当に偶然でした。

特別な感動はなかった

正直に言うと、最初の一杯で人生は変わりませんでした。衝撃もありません。感動もありません。「ふーん」くらいです。

たぶんそれが普通です。日本酒の魅力は一杯で分かるものではありません。

なぜか次の試合も日本酒だった

不思議なことに、次の試合の日も日本酒を飲みました。理由は分かりません。

ただ、なんとなくそうしたかった。それだけです。あの日の試合の余韻と、日本酒の余韻が、心の中で結びついていたのかもしれません。

試合と結び付いた記憶

人は、味より先に記憶を好きになります。あの試合の日。あのゴール。あの夜。そこにあった酒。

だから日本酒を好きになったというより、日本酒がある時間を好きになったのかもしれません。

詳しくならなくてもいい

日本酒を好きになると、勉強しなきゃいけないと思う人がいます。でも、そんなことはありません。

サッカーだって同じです。フォーメーションを知らなくても楽しめます。オフサイドを説明できなくても盛り上がれます。

「知らないと楽しめない」と思うのは、結局のところ「もう知っている人」の側の主張に過ぎないと、編集部は考えています。

好きになる順番

面白いと思う。また見る。少し調べる。もっと好きになる。たぶん順番はいつも同じです。

日本酒も同じでした。最初に「面白い」「もう少し知りたい」と思った瞬間が入口でした。

銘柄を覚え始めた

いつの間にか、好きな銘柄ができました。でも、最初は名前ではありませんでした。

「あの試合の日に飲んだやつ」そんな覚え方でした。今もラベルを見ると、その夜の記憶が蘇ります。

これは日本酒に限らない普遍的な現象です。音楽でもそうです。「あの曲を聴いていた時期」という記憶のほうが、曲名そのものより強く残るのです。

ワールドカップが終わっても

大会は終わります。でも、日本酒は残ります。次の週末も飲める。来月も飲める。来年も飲める。

だからワールドカップは、日本酒の入口になることがあります。大会後にどう日常に繋ぐかは ワールドカップが終わった朝に も参照してください。

酒は主役じゃない

ここが大事だと思っています。主役は試合です。主役は仲間です。主役は時間です。

日本酒は脇役。でも、良い脇役は記憶に残ります。映画でも、本当に好きなのは主役より助演俳優、というケースは少なくありません。

好きになる理由は人それぞれ

旅行かもしれない。居酒屋かもしれない。父親かもしれない。恋人かもしれない。

筆者の場合は、たまたまワールドカップでした。それだけです。SIPORYに集まる執筆陣も、それぞれ全く違う入口を持っています。

日本酒は正解を求めない

どれが一番うまいか。どれが高級か。そういう話もあります。でも、本当に好きになる理由はもっと曖昧です。

あの日飲んだから。あの人と飲んだから。それで十分です。日本酒の世界には「正解」は一つではない、ということを、好きになって何年も経った今、はっきり実感しています。

あなたの入口は何ですか

日本酒を好きになる理由は、案外どうでもいいのかもしれません。大事なのは、少しでも興味を持つことです。

もし今、これを読んでいるあなたが、ワールドカップをきっかけに日本酒に興味を持っているなら、その偶然は大切にしてほしいと編集部は思います。

自分軸を持って選ぶ

もし日本酒に興味が出てきたら、SKNM (サケノミカタ) 診断 を試してみてください。

好きな銘柄を当てる診断ではありません。自分がどんな楽しみ方をする人なのかを知る診断です。

サブスクは「次の一本」を選んでくれる

SIPORYサブスク を使うと、自分では選ばないような日本酒に出会えます。

ワールドカップで日本酒を好きになった人にとっては、「次の一本」を編集部が選んでくれるサブスクは、好きを深める近道になります。

入口記事はこちら

クラスタの全体像は ワールドカップの夜を日本酒でもっと楽しく にまとまっています。気になる入口から自由に読み進めてください。

まとめ

筆者はワールドカップを見ながら、日本酒を好きになりました。別に特別な話ではありません。

ただ、楽しい時間の隣に日本酒があった。それだけです。

でも、好きになる理由なんて案外そんなものです。だからもし今、日本酒に少しだけ興味があるなら、難しく考えなくて大丈夫。

まずは好きな時間の隣に置いてみてください。その一杯が、新しい楽しみの入口になるかもしれません。

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よくある質問

日本酒を好きになるきっかけはどんなものが多いですか?

旅行、居酒屋、家族、友人、イベントなど多様です。スポーツ観戦も意外と多い入口の一つです。

銘柄を覚えなくても楽しめますか?

楽しめます。最初は「あの夜の酒」という覚え方で十分です。

詳しくならないと恥ずかしいですか?

恥ずかしくありません。日本酒の世界には唯一の正解はありません。

SKNM診断は無料ですか?

無料です。2分程度で完了します。

サブスクは月いくらですか?

詳しくは SIPORYサブスク のページを参照してください。

出典: 日本酒造組合中央会 FIFA World Cup official 酒類総合研究所